【専門家解説】なぜ旅行先だと体調不良になりにくいのか?ホントの理由

いつも日頃、ダルさがあったりするのに、なぜか旅行に行くと調子が良いってことありますよね。

「アレ?何かお腹の調子もいい気がする」

そんな事、僕はしょっちゅうありました(笑)

実は元バックパッカーなんかをやってまして、気分気ままに世界中をフラフラしてたんです。

アメリカ大陸、南米、ヨーロッパ、東南アジアなどなど、何十カ国もフラフラと行ってました。

するとまぁ美味しい食べ物が目につくんですよ。特にヨーロッパエリアは、食べ物が美しいし美味しい…笑

その国ならではの食材とか名物料理って、絶対に食べたいタイプなので、もうそれはもうバクバク食べまくるワケです。ほぼ毎日(笑)

そして海外行った方なら分かると思いますが、ちょっとボリューム感がハンパない…色々行きましたが、日本みたいな上品なサイズの方が珍しいレベル。

普段でも再現できたら素敵やない?

でココでふと考えたんです、旅行先での、この体調の良さを再現出来ればイイじゃない?と!

まぁ確かにそうですよね、海外と自宅じゃ環境違い過ぎますが、ちょっとでも取り入れれたら素敵だなと。

でもそのためには理由が分からんと、再現できない!

それは困るってことで、理由について解説していきます。

以前は分からなかったですが、栄養学やり始めてからスコーンと分かるようになりました!こういうの楽しい!

何で旅行先だと体調良くなるの?

いきなり結論ですが、現地で歩きまくるから。

旅行先では好奇心旺盛な方や、色々見るのが好きな方は、あちこち行きまくりますよね。
特に初めて訪れた国とかは、行きたいスポットだらけです(笑)

僕はバス、地下鉄、Uberなんかも使うけど、やっぱ街の雰囲気を感じれるウォーキングが一番好きなんです。

初めて来た国を歩くって、、、もう最高にワクワクしません?
マジで一日中ずっと歩いてられるレベルなので、ひたすら歩いてます。

義務感による「歩かなきゃ!」じゃなく、楽しいから自然と歩いちゃうスタイル。終わりがないです笑

スマホのアプリで測ってみると、2万歩はいってます。コレ日常だと、結構疲れが来ますが、旅先だと全く疲労感ゼロ。
初めて触れる観光地や食べ物が多いから、興奮状態でアドレナリン出まくりなんでしょうね!

つまりテクテクとウォーキングすることで、バクバク食べまくった糖が血液内にたまらず、効率的に使われるんですね。

流れとしてはこんな感じ。

①食べる
②ウォーキングする
③血液内の糖が上手く使われる(=エネルギーとして)
④血糖値が上がり過ぎない(血糖値が乱高下しないから安定
⑤体調不良にならない

もう、カラダにとってはメリットしかないというワケ。

だから、血糖値も安定して低血糖症状のダルさがなくなるということ。(もちろん感じ方には、個人差はある)

歩くと体内で何がどうなるのか!?

で、体内で何が起こってるのかについて、話しますね。

細胞膜(細胞の表面のトコ)には糖が入る専用の玄関があります。どっからでも自由に入れるワケじゃない、
中には核とか大事なモノが詰まっているから、簡単に誰でも出入りできたら困るワケですw

VIP専用ドアみたいなイメージ。

専用の玄関のことをグルコースチャンネルとか、グルコーストランスポーター(GLUT)って呼びます。
いくつか種類があるんですけど、運動によって開く専門の入口がある。それが『GLUT4』

カラダを動かし始めたら、ブーンって突如現れるイメージ。いつもは中に隠されてるのね

ご存知の通り、糖は優れたエネルギー原料。甘い物食べたら頭が元気になる感覚あるのも、それ。

だからこそ効率よく回してあげた方がイイんです、使えないと意味薄くなるからもったいない。

現代人はデスクワークとか多いので、もうねホント動かない、カラダを動かさない。
過去の僕とか、会社のデスクで食べてたから、もう運動量ゼロですわ\(^o^)/

昼休み終わると、その場で寝落ちてました。ちなみに仕事をしてるふりして寝るのが特技でした。
(後から聞いたら、寝てのがバレバレだったみたいです笑

話しを戻します。

だから、食後にカラダを動かしてGLUT4を開けてあげるのが良い。

素敵な仕組みがカラダに備わってるのに、もったいない笑 宝の持ち腐れとはまさにこのこと!


食後に運動しないと、どうなるの?

運動しないとどうなるかというと、余った糖が血液中たまっちゃいます。大量の糖がウロウロしちゃて、インスリンも反応しやすくなる。

その結果、低血糖症状も引き起こすというデメリットだらけ…

会社のランチ後に、デスクでウトウトしちゃう羽目になるんですよ、完全に過去の僕ですw

ご飯食べて血液中に糖が増えたら、とにかくカラダを動かす。
それが筋肉を刺激し収縮してくれるて、結果、血糖値をさげてくれます。

昔の人はよく言います。

『食べたら動け!』

大事なことはいつもシンプルですね^^

具体的にどんな運動すりゃイイの?

「運動」って聞くと、ガチっぽい運動をイメージする方いますけど、そこまでしなくても全然OK!

だってジムとか通うのって、正直大変じゃないですか?笑 
残念ながら、通い始めのテンションをずっとキープ出来る人、なかなかいません。

続けれないことを続けようとすると、負荷になってストレスになります。

なので、僕のオススメは、簡単にその場でサッと軽くできる内容。

・自宅の階段の上り下りをしてみる
・壁に両手をついて腕立てをしてみる
・軽く膝まげてプチスクワットする

あたり。

外食の場合はいつもより、大股で歩いたり歩くスピードを上げるのも効果的ですね。

とにかく日常の中で、ちまちま運動する。大きな負荷とか必要ないから、頻度をあげてカラダを動かしてあげるのが大事。

やたら、血糖値が高ったり低かったりという、血糖障害ぎみの方は、こまめに運動してGLUT4を上手に使ってあげる。

僕らのカラダは毎日、適度に動かす前提で出来てるから、それをサボっちゃうと血糖値が安定せずに体調不調になるってお話です。

旅行先でホテルの部屋から出れないって、相当キツいですからね。。

食べまくるのは全然ウェルカムですが、その分ちゃんと動きましょうってことです。


ウォーキングは最強の健康法

色んな論文や研究を見てみても、最強はウォーキングだなと。

運動って筋肉への負荷も大事になりますが、やはりずっと続けれたり、ケガのリスクが少ないのも大事。
そういう意味では個人的に、ランニングより断然、ウォーキング派。

ハードルが低いから続けれるのも、ポイント高い!

そして自然と歩けちゃうって、旅行スゴい!

幸せホルモンも体調不良をなくしてるかも?

少し余談ですが、
疲れが気にならずにあるきまくれるのはアドレナリンの他に、
幸せホルモンのセロトニンが出るというのもあるかもしれません。

脳ではなく腸で作られてるとも言われてるので、
本当に美味しくて好きな食べ物を食べてると、分泌されてても自然ですし。

後、好きな人と一緒に旅行に行ったら、カラダも触れ合うでしょう。
そうすると、オキシトシンという恋愛ホルモンが出てる可能性もありますね!

「あらやだ素敵!」

そう考えると旅行って魅力的ですね。そりゃみんな色々と行きたがるワケです(笑)

僕もまた旅行行きたくなってきました。。。


まとめ

今回のまとめは、
食べたらちょこちょこ動いて運動する!

もうほんと、コレに尽きます!こういうシンプルな行動って習慣なので、ぜひ意識して続けてみてね〜

ほいたらね〜

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です